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解体費用の相場・内訳

木造住宅の解体費用相場はいくら?二階建ての目安と内訳を解説

栗原 誠一 / 更新:2026-06-24
木造住宅の解体費用相場はいくら?二階建ての目安と内訳を解説
「実家を解体したいけど、いくらかかるのか怖くて動けない」。相談に来る方の多くが、この一点で止まります。先に結論を言うと、木造住宅の解体費用は坪単価3万〜6万円、30坪の2階建てなら本体だけで120万〜180万円が今の相場です。ここに付帯工事や廃棄物処理が乗るので、総額はもう一段上がると見ておくと安全です。
  • 木造住宅の坪単価は3万〜6万円で、2026年は上昇傾向にある。
  • 30坪の木造2階建ては本体解体費だけで120万〜180万円が目安。
  • 費用は「解体工事費」「廃棄物処理費」「付帯工事費」「諸費用」の4つに分かれる。
  • 廃棄物処理費と付帯工事費はそれぞれ10万〜20万円かかるケースが多い。
  • 坪単価は地域差が大きく、北海道は2万〜3万円、都府県ほど高くなる。

木造住宅 解体費用 相場の結論

木造住宅解体の相場と注意点!
木造住宅解体の相場と注意点!

木造住宅の解体費用は、坪単価3万〜6万円を基準に、坪数を掛けて見積もるのが一番早い。

私が相談現場で最初に伝えるのも、まさにこの計算です。坪単価がわかれば、自分の家のおおよその総額が頭に入る。たとえば40坪なら、3万円で120万円、6万円なら240万円。この幅の中に収まると考えてもらえれば、業者の見積もりが高すぎないかの判断もつきます。

木造住宅の坪数別・解体費用相場(平屋/2階建て)
出典[1]の数値をもとに整理。付帯工事・廃棄物処理費は別途加算される。
坪数平屋の相場2階建ての相場
20坪68万〜120万円要確認
30坪96万〜150万円90万〜135万円
40坪128万〜200万円120万〜180万円
50坪150万〜240万円140万〜210万円

正直に言うと、この表の数字は「本体+一部の付帯を含んだレンジ」です。だから業者の見積もりが下限ぴったりで出てくることは、まずありません。下限は理想、上限が現実に近い。私はそう説明しています。

坪単価×坪数で出した金額は「最低ライン」。実際は廃棄物処理費・付帯工事費が乗り、総額が300万円を超える事例も増えています[4]。

サービスについて TOP

shukatsu-akiyaは、空き家の解体や家じまいを考える人が、相場を知ったうえで業者を選べるようにするための情報サイトです。

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私自身、FPとして相続や空き家の相談を10年受けてきました。その中で痛感したのは、解体は「言い値」になりやすいということ。相場を知らないまま1社だけの見積もりで契約して、あとから「もっと安くできた」と悔やむ方を何人も見てきました。

だからこのサイトでは、出典のある数字だけを並べます。坪単価3万〜5万円という基準は複数の専門サイトで一致しており[2]、判断の土台に使えます。

解体工事について

木造住宅の解体工事は、建物本体を壊すだけでなく、その後の整地や廃材処分まで含めて一つの工程になります。

見積書を見ると、項目がいくつにも分かれていて戸惑う方が多い。でも分解すれば単純です。

木造解体費用の4つの内訳
出典[2][4]をもとに整理。
費目内容目安
解体工事費建物本体を壊す費用坪単価2.5万〜3万円が基本[4]
廃棄物処理費木材・コンクリ等の処分10万〜20万円程度[2][4]
付帯工事費養生・重機回送など10万〜20万円程度[2][4]
諸費用届出・近隣対応など要確認

ここで見落としがちなのが付帯工事費です。重機を運ぶ回送費や、近隣への養生。これが意外と効いてくる。家屋本体が30坪で75万〜90万円でも、ここに諸費が積み上がって総額が大きく動きます[4]。

解体費用の相場 TOP

【3つのポイント】家の解体費用、いくら必要?見積書の見方を解説!
【3つのポイント】家の解体費用、いくら必要?見積書の見方を解説!

2026年時点の木造住宅の解体費用相場は、坪単価4万〜6万円まで上がっています[6]。

これは私が一番伝えたい点です。数年前の「坪3万円台」の感覚で予算を組むと、足が出ます。実際に調べて驚いたのですが、30坪の2階建てで本体解体費だけ120万〜180万円という最新数字が出ていました[6]。

延床面積別・木造2階建ての本体解体費(2026年想定)
坪単価4万〜6万円で試算。付帯・処分費は別途。
坪数坪単価4万円坪単価6万円
30坪120万円180万円
40坪160万円240万円
50坪200万円300万円
60坪240万円360万円

60坪クラスになると180万〜360万円というレンジで、ここまでくると総額が大きいぶん、業者選びの差がそのまま数十万円の差になります[7]。

家じまいの相談窓口

家じまいで損をしないコツは、解体を決める前に「相場」と「相見積もり」の二つを押さえることです。

家じまいの相談窓口

私が相談を受けるとき、必ず勧めるのは3社以上の相見積もりです。1社だけだと、その金額が高いのか安いのか判断できない。坪単価という共通のものさしを持って3社を並べれば、差の理由が見えてきます。

  • 家具など残置物は自分で処分すると、処理費を抑えられる。
  • 庭の雑草や庭木も事前に片付けておくと付帯費が減る。
  • 複数業者の相見積もりで、坪単価のばらつきを比較する。
  • 追加工事の範囲を契約前に文書で取り決めておく。

残置物の処分は、地味だけど効きます。家の中に家具が残っていると、それも産業廃棄物として処理費に乗る。自分で出せるものは自治体の粗大ごみで出したほうが安い。私はここを必ず確認します。

よくあるご質問 TOP

解体費用の質問で最も多いのは「結局いくら見ておけばいいか」で、答えは坪単価×坪数+付帯費20万〜40万円です。

もう一つ多いのが、解体後の固定資産税の話。建物を壊すと住宅用地の特例が外れ、土地の固定資産税が上がります。ここを知らずに解体して、翌年の税額に驚く方がいる。これは正直、デメリットの中でも見落とされやすい点です。

戸建て解体のメリット・デメリット
区分内容
メリット更地のほうが売却しやすい
メリット建物の瑕疵トラブルを避けやすい
メリット空き家放置によるトラブルを防げる
デメリット解体費用を自己負担する必要がある
デメリット戸建てとしては売れなくなる
デメリット固定資産税が上がる場合がある

メリットとデメリット、私はあえて同数で並べていません。実務では「税金が上がる」「費用が重い」というお金の負担のほうが、相談者にとって現実的な痛みになります。売れやすさのメリットは、売る予定がある人にしか効きません。

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【 解体・費用】50坪の木造解体費用は、いくらになる?費用の相場  【 e-group  |  日本 エコジニア 】#解体 #費用 #空き家
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工事会社の選定で読者が見るべきは、見積書に内訳が正確に書かれているかどうかです。

「一式」とだけ書かれた見積もりは、私はあまり信用しません。解体工事費・廃棄物処理費・付帯工事費が分かれて記載されていれば、坪単価3.5万円という公的資料の基準[8]とも照らし合わせられます。逆に丸めた金額は、追加請求の温床になりやすい。

見積もりは「一式」ではなく費目ごとに分けてもらうこと。追加工事の条件も契約前に文書化しておけば、後出しの請求を防げます。

木造二階建て住宅の解体費用相場はどのくらい?

木造2階建ての解体費用相場は、30坪で90万〜135万円、40坪で120万〜180万円、50坪で140万〜210万円です[1]。

木造二階建て住宅の解体費用相場はどのくらい?

平屋に比べて2階建てが安く見えることがありますが、これは延床面積に対する基礎や屋根の割合の違いによるものです。あくまで建物本体の話で、ここに付帯費と処分費が乗ります。

構造ごとおおよその解体費用相場

木造住宅の坪単価は3万〜5万円が一般的で、都市部で4万〜5万円、地方で3万〜4万円が目安です[2]。

構造で言えば木造は最も安い部類です。鉄骨や鉄筋コンクリートになると坪単価は上がる。今回は木造に絞っていますが、同じ坪数でも構造で総額が変わることは頭に入れておいてください。

木造住宅の坪単価(地域別の目安)
出典[2][9]をもとに整理。
エリア坪単価の目安
北海道2万〜3万円[9]
青森県・岩手県2.5万〜3.5万円[9]
地方(一般)3万〜4万円[2]
都市部4万〜5万円[2]

地方が安いのは人件費と処分場の距離が効いているからです。逆に都市部は重機が入りにくい現場も多く、養生や手壊しで割高になりがち。同じ木造でも、立地で数十万円は動きます。

木造住宅の解体費用相場

【初心者向け】解体費用の仕組み、これだけ理解すればOK
【初心者向け】解体費用の仕組み、これだけ理解すればOK

木造平屋の解体費用は、20坪で68万〜120万円、50坪で150万〜240万円が相場です[1]。

古い空き家を抱える方からの相談で多いのが、この平屋のケースです。公的資料では空き家の木造解体は1坪あたり3.5万円が基準で、50坪なら約175万円という数字が示されています[8]。ただしこれは2019年時点の統計。直近の相場上昇を考えると、この数字は下限と見たほうが安全です。

坪数が大きくなると坪単価は安くなる?

坪数が大きくなると、坪単価はやや下がる傾向があります。

坪数が大きくなると坪単価は安くなる?

重機の搬入や養生といった固定的にかかる費用が、大きい建物ほど薄まるためです。ただし「大きいほど割安」と単純に喜べるわけではありません。総額そのものは確実に増える。60坪なら180万〜360万円で、坪単価が下がっても支払額は跳ね上がります[7]。

延床面積と坪単価・総額のイメージ
出典[3][7]の傾向をもとに整理。
坪数坪単価の傾向総額の方向
30坪前後標準的100万円台
50坪前後やや下がる150万〜240万円
60坪以上下がりやすい180万〜360万円

よくある質問

相談現場で実際に多い質問を、出典のある数字で答えます。

よくある質問

木造住宅 解体費用 相場とは?
木造住宅の解体費用相場とは、建物を壊して撤去するための費用の目安で、坪単価3万〜6万円が基準です[2][6]。30坪の2階建てなら本体解体費だけで120万〜180万円が目安になります[6]。
木造住宅 解体費用 相場の費用は?
平屋は20坪で68万〜120万円、50坪で150万〜240万円、2階建ては30坪で90万〜135万円が目安です[1]。これに廃棄物処理費と付帯工事費がそれぞれ10万〜20万円ほど加算されます[2][4]。
木造住宅 解体費用 相場の始め方は?
まず自分の家の坪数に坪単価3万〜6万円を掛けておおよその総額を把握し、その後3社以上に相見積もりを取るのが基本です。残置物や庭木を事前に自分で処分すると費用を抑えられます。

最後に一つだけ。解体は「壊して終わり」ではなく、その後の固定資産税や売却まで含めた判断です。私なら、見積もりを取る前に解体後の土地をどうするかを決めてから動きます。順番を間違えると、税金で損をします。

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栗原 誠一

ファイナンシャルプランナー(AFP) ・ 相続・空き家問題の相談実務10年

空き家問題に関心を持つFPとして、全国の自治体補助金制度を自ら調べ歩き、実際の解体事例や申請手続きをもとに情報を発信しています。読者が損をしないよう、制度の抜け穴や注意点まで一次情報にこだわって伝えます。

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